★追加:抜歯をして矯正すると6 | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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★追加:抜歯をして矯正すると6


抜歯をして矯正すると6

抜歯して矯正をすると次のような多くの問題が生じてくる。これはデメリットというよりマイナスのことなのである。デメリットとはメリットがないということであるが、メリットがないだけどころか大きなマイナスである。医療訴訟において問題になるのはマイナスを生じたときのことだけであり、マイナスになっていないことはクレーマーとしての問題になる。したがって、このようなマイナスになることには十分に気をつける必要があるのである。

 

滑舌(かつぜつ)でなくなる

小臼歯4本抜歯の矯正をすると、歯列弓が小さくなり、舌のいる場所の変化から、いびきをかきやすくなる。いびきをかくということは、口呼吸をしているということである。こうなると、口の中は乾燥してしまって、いつも口の中が変な感じとなる。また舌も自由に動きにくい。舌が自由に動くためには、十分なスペースと唾液が必要なのである。口の中が乾燥したり、唾液が少なくなると口の中がカラカラになる。そうなると舌がうまく動かせないで、とても話づらくなる。つまり滑舌(かつぜつ)でなくなるのである。明るい会話や笑顔は滑舌(かつぜつ)とともにあるわけだから、これらにも支障が出てくる。

 

味がわからなくなる

小臼歯4本抜歯する矯正をすると、口の中が乾きやすい。このことは、口の中の組織は粘膜も舌も全てに問題を生じさせる。つまり、舌の味覚や口蓋粘膜での味覚を狂わせてしまうのである。そのため、食事がおいしくないと感じたり、味が薄いという感じになり、濃い味のものを好むようになりやすい。食事がおいしいと感じないと唾液の出る量が減少する。唾液の中にはパロチンなどのホルモンがあり、若さを保つホルモンとして知られている。唾液の出る量が少なくなることはエイジング(老化)が進むことになる。アンチエイジング時代の逆になり、そのことは陽気でなく、陰気にもなって行く。

脳にも良くない

小臼歯4本抜歯する矯正をすると、咬み合わせが異常になる。正常な咬み合わせとは全ての歯があって実現できることであって、4本も歯を抜かれてしまうということは、異常な咬み合わせを人工的に作ることになる。こんなことは、普通に勉強している歯科医なら当たり前すぎる話である。ところが、当たり前のことが分かっていないから抜歯を4本もするのである。そうなると、脳への刺激が少なくなる。このことは、すでにネズミをつかっての生理学の研究で発表されているところである。歯がなくなると老人になってボケる率も高くなることからも分かるだろう。うまく咬み合わせが作用しなくなるということは脳のためにも良くない。

 胃腸に負担がかかる

小臼歯4本抜歯する矯正をすると、咬むところが大幅に減少する。率にすると25%以上の減少になる。顎関節にも負担がかかるから、よく咬めないことになり、胃腸への負担が増大する。よく咬めなることは唾液も出るし、楽しいし、味も良く分かることになる。脳への刺激も強くなる。ところが良く咬めないと、それら全てにおとろえが出る。全ての歯があるのが正常であり、それを人工的に4本抜歯すると25%のおとろえになる。25%というのは普通の人より25%ハンデを背負ったことで、100が75になることだ。このハンデを取り戻すには75を100にするということだから33%以上の努力が必要になる。人生で33%のハンデになってしまったということだから大変なことなのである。

 

平面顔になる

小臼歯4本抜歯する矯正をすると、平面顔になる。アメリカなどではラビットフェイスと言って嫌われている。犬歯が出ているのはドラキュラの歯と言われるが、中切歯側切歯の内側に倒れているものはラビットフェイスと言われ、ウサギの口元の顔ということになる。この傾向は年をとるほどますますひどくなってくる。これは年齢とともに脂肪が落ちて、若さとふっくらとしたものがなくなることによるのである。若さとは口元がふっくらとしていることである。一生を通じて元気で若々しく見えなくてはならない。歯を抜く矯正をしたら、平面顔になるということをしっかりと覚えておく必要がある。特に最近の美人顔はラテン系白人の顔になってきているから、口元がペチャではいけないのである。

(続く)(DBAより)