床矯正では治らない(DBA「間違いだらけの床矯正」より) | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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床矯正では治らない(DBA「間違いだらけの床矯正」より)


8歳でのチェック:6歳で第1大臼歯である6歳臼歯が萠出してくる。個人差があり、1年ぐらいは早い遅いがあるが、8歳ではまず萠出している。6歳臼歯の咬合関係も出来上がっている。この上顎と下顎の関係がアングルの分類の1級になっているかどうかである。この関係が1級の関係になっていれば正常でよろしいということいなる。これが2級や3級の関係になっているときは大変である。このまま放置しておくと、重症型の上顎前突や下顎前突になってしまうのだ。8歳のときにこのことは確定できるのであるから、この関係を1級にしておかなくてはならない。そして前歯4本に異常がないかどうかである。もう一つは上顎と下顎の咬み合わせがどうかである。この3つのチェックを8歳ですることだ。(DBA「間違いだらけの床矯正」より)

床矯正では治らない:8歳でチェックすることを話した。この中で急いで治しておく必要があるのが6歳臼歯の関係である。8歳まで自然成長に任せておく。このことも大切なことである。それは成長が著しいのが脳であり、この成長を邪魔してはならないのである。したがって、8歳までは何もつけない、何もしないということが、子供の成長にとっては一番大切なことなのだ。8歳になってチェックし、異常があれば、直ちに以上のところを正しくしてやることである。それが6歳臼歯の1級化であり、前歯部の異常なところの正常化である。これは拡大ネジ付き床矯正で治すことはできない。治すことができないのに、拡大を強行することは最悪である。間違ったことはしてはならないのである。(DBA「間違いだらけの床矯正」より)