「「2085」 性同一性障害者の女子トイレ使用について話す 2023年9月18日」」 | きたざわ歯科 かみあわせ研究所
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「「2085」 性同一性障害者の女子トイレ使用について話す 2023年9月18日」」


「LGBTQ」についての日本一的確な「解説(見解)」を以下に紹介します・・・

 

「2085」 性同一性障害者の女子トイレ使用について話す 2023年9月18日

副島隆彦です。今日は2023年9月18日です。

今から話すのは性同一性障害者の女性トイレ使用問題です。これは、2023年7月11日に日本の最高裁の判決が出て、経産省の50代の職員が庁舎の女性トイレを使っていたのを止めろと言われて制限されていた。そのことで裁判に訴えたと。これはもう10年前からの裁判かもしれません。

地裁と高裁、5年前かな、一審判決が2019年だから4年前ですね。その後2021年に高裁判決があって、2年後の今、最高裁で。最高裁は性同一性障害者の女性トイレ使用に対する規制、制限を認めないという判決を出した。つまり、訴えた人は使っていいという判決が出ました。長い記事を張りつけますから後で読んでください。

原告となった経産省職員

(貼り付けはじめ)
●「トイレ使用制限は「不当」=性的少数者の職場環境、初判断―経産省職員の勝訴確定・最高裁」

時事通信 2023年7月11日
https://sp.m.jiji.com/article/show/2977330

トランスジェンダーで、戸籍上は男性だが女性として生活する経済産業省の50代職員が、庁舎で女性トイレの使用を制限されているのは不当として国に処遇改善などを求めた訴訟の上告審判決が11日、最高裁第3小法廷であった。今崎幸彦裁判長は、国の対応について「裁量権の範囲を逸脱し違法」と述べ、制限を不当と判断した。

裁判官5人全員一致の意見。職員の勝訴が確定し、経産省は対応見直しを迫られる。

最高裁がLGBTなど性的少数者の職場環境を巡り判断を示すのは初めて。性的少数者への理解増進法が6月施行されたが、国の具体的な指針はなく、企業などの取り組みに影響しそうだ。

小法廷は、職員が一部の女性トイレを使い始めてからもトラブルが生じなかったことなど具体的事情を考慮した上で、「女性トイレを自由に使用した場合にトラブルが生じることは想定し難い」と判断。制限について「他の職員への配慮を過度に重視し、著しく妥当性を欠く」と結論付けた。

今崎裁判長は補足意見で「職場の規模や人間関係など事情はさまざまで、一律の解決策になじむものではない」と指摘。「トランスジェンダー本人の意向と他の職員の意見をよく聞いた上で最適な解決策を探っていく以外になく、今後、事案の積み重ねを通じて指針や基準が形作られることに期待したい」とした。

判決によると、職員は入省後、性同一性障害と診断された。健康上の理由で手術を受けておらず、戸籍上の性別は変更していない。2009年に女性としての勤務を申し出た。

同省は10年、同じ部署の同僚を対象に説明会を開き、職員が性同一性障害と伝えた上で、勤務するフロアから2階以上離れた女性トイレの使用は認めた。職員は13年、人事院に制限をなくすよう求めたが認められず、15年に提訴した。

一審東京地裁は19年、制限は「真に自認する性別に即した社会生活を送る重要な法的利益の制約だ」として、不当と判断。これに対し二審東京高裁は21年、同省は他の職員の性的不安も考慮しており制限は妥当だとした。

経産省の話 判決を精査し、対応していく。今後も職員の多様性を尊重した対応に努める。

[時事通信社]
(貼り付け終わり)

このことを評論し出すと、とんでもなく大変なんです。本当は手短にやりたいので、どこまで分かりやすく説明できるかが評論家である副島隆彦の能力ですからね。説得しなきゃいけない。かつ、この問題に関して網羅的で全面的でなきゃいけないんです。知識のレベルの低い議論をしちゃいけないんですね。最高級の議論をしなきゃいけないんですが、それをやり出すとちょっとみんなついてこれない。私の能力は分かりやすく、分からせるということです。読み手を引きつけなきゃいけない。飽きられたら終わりですからね。ああ、そんなの興味ないよと言われたら終わりでね。分かりやすく言います。

この判決を聞いた途端に、ある女性が「気持ち悪い」と言ったんですね。「嫌だ」と言ったんですね。つまり、そういう男が女子トイレに入ってくるなということです。たったの一言。結論なんです、これ。全ての結論で、これでいいんです。それを最高裁判所がひっくり返したわけですから。トイレに入っていいよと言う判決を出した。

ジェンダーフリートイレット

今一番人気があるというか、大したことはないんだ、ジェンダーフリートイレット(all gender restrooms)というのがあって、男女共用のトイレになっている。嫌がる女性たちもいます。男は割と知らん顔しています。トイレの個室の中にまで誰かが入ってくる訳じゃないですからね。出入りの問題だということで。でも気持ち悪いという女たちの意思のほうが国民多数派ですね。

ただし、女たちの気持ちは変わるでしょう。簡単に言えば、男は立って小便する部分があるから、それ以外は個室だから、男女どっちが使っても一緒というふうになる。何なら新幹線なんかのトイレ、そうですからね。男女共用に決まっています。だから、考え方は変わるんです。変わりますが、ここでおかま問題、同性愛者と言っちゃいかん、おかまさん問題がある訳ね。おかまなんていうのは俗語であって、正式に文章で書いちゃいけない言葉です。文学用語ぐらいならいいんだけど。英語でfaggotといいます。これはおかまです。

例えば東京の新宿2丁目におかまがいっぱいいる。ここは本当にたくさんいます。世界のメッカみたいになっています。それは同性愛者という言葉になるとちょっと品がよくなって、ホモセクシュアリティとなるわけね。ホモというのは人間です。セクシュアリティは性的嗜好と訳してもいい。

ところが今はLGBTQになりました。これもみんな知らないんだ。知っているけど知らない。LGBのLはレズビアン(lesbian)です。これは女が女を好きになるという人たちの世界。Gはゲイ(gay)ですね。これも専門用語じゃないんだけど、これは男性の同性愛者。Bはバイセクシュアル(bisexual)で、同性愛者なんだけど奥さんあるいは夫ともセックスできるという人ね。これはバイと日本語になっています。Tはトランスジェンダー(transgender)。ここが今日の問題なんですね。性転換者と訳すべきですかね。

LGBTQの意味

トランスという言葉で今はもう世界中で呼ばれています。ジェンダーは性別ですから、性別を超えている人たち。もう一つQというのがあって、これはクィア(Queer)といって、一言で言うと変な人たちということです。その他全て性の分からない人たちという意味なんだけど、それは差別用語だといって、Qはクエスチョニング(Questioning)といって疑問のある人たちという言い方に今変えている。その後プラス(+)というのがあって、もう訳が分からない。

この議論をし出すと切りがないから止めます。LGBTQの四つ目のトランスジェンダーの問題なんです。これは性転換と言えばわかりやすい。手術をしに行って、男性器や睾丸を切り取って女性的になるという人たちが今もたくさんいるはずです。

今も日本の社会に、要するに女性になりたがる男たちがたくさんいて、今の最先端はとにかく毛を剃るとことです。若い子たちが毛を剃るんですね。ひげとか剃るんです。脱毛を一生懸命やるのが今の若い子たちのファッションです。ユニセックス(unisex)と言われたのはもう30年前で、男と女が同じような洋服を着る。

今日話すことは、レズビアンの話はもうやめます。女性の同性愛者の話は一切しません。言い出すと話すが複雑になるからです。あくまで男の性同一性障害者の話をします。まず覚えなきゃいけない言葉はbiological manという英語を覚えなさい。「生物学的男」です。これを覚えないことには議論が始まらないけど、いろんな解説を見ていると、これが分かってないのね。これさえ分かれば日本人はすぐ分かる。生物学的に男なのに女の格好をすると。女のように振る舞う。そして女の下着や洋服を着る。それで社会生活をする。そこからが性同一性障害問題なんですね。

性同一性障害は「gender identity disorder」と言います。ジェンダーは性別、アイデンティティは自己認識、ディスオーダーというのは障害と訳すけど病気という意味です。要するに病気なんです。生まれた時からこの病気を抱えている人というのは、恐らく0.1%ぐらいいます。外生殖器と言うんだけど、ペニスがものすごく小さい子が、膣らしきものがあるという人とかいるんですよ。そこからぐらいが性同一性障害問題になって、ぎりぎり限界のところなんでしょうね。要するに、男か女か分からないということです。

これは歴史的に、ここではギリシャ以来ですね、アフロディーテ(Aphrodite)という女神様がそれだったのね。エルメス(Hermes)もそうですかね。男か女か分からんということです。古い日本語ではふたなりと言ったんだけど、男性器と女性器二つ持っているという人たちが現に存在するんです、本当に。医学の対象としてね。それはどっちの傾向が強いか問題もある。これを言い出すとまた切りがない。それ以外に頭の中身だけ女という人たちがいるんです。外生殖器は完全に男なのに、男として性行為もできるし、勃起もするし射精もするんですね。なのに、脳だけが女という人もいる。これがbiological manなんですね。

アフロディーテ

エルメス

これが困った問題を生んでいる。私は差別的な言葉で、女のトイレに男が入ってくるなという結論でいいと思う。保守的な立場ですね。これを無視しては議論が成り立たないので、私はリベラルなふりなんかはここではしません。健全な発想でいえばそうなります。

ただ、さっき言ったように、男女別のトイレは減ってきます。男子の立ってする小便のところだけは残ると思うけどね。ジェンダーフリートイレットにどんどん変わっていきます。気持ちが悪いとか言っていられなくなってきている段階に入っています。

経産省の公務員の50代職員というのは、記事を読んでいたら、堂々と女性の格好をしているそうです。女性の格好をしているから、女性トイレに入ったほうが自然なんですね。一々それを見とがめて、「キャー、気持ち悪い」と言う人はいなかったと思う。というよりも、もう職場で知れ渡っているから、勝手にどうぞという感じになってたはず。ただ、嫌がっている女性たちがいたんでしょう、きっとね。それが問題ですね。だから裁判がずっと続いている訳だね。

そうすると、biological manの問題を考える場合、外生殖器は完全に男だけど、脳が女なんだ。心が女ということが私は大嫌いで、やめてくれと言い続けています。心という言葉は使わないでくれ。Mindというのを使うなと。知能、知識のところなんですね。脳の作用のところで、脳で自分は女だと認識しているということであって、それはもう勝手にどうぞですから。

東大の東洋文化研究所の教授で有名な安冨歩(やすとみあゆみ、1963年-、60歳)が、もう公然と女性の格好をして大学に来ているそうですから。背中にブラジャーの線が見えるわけね。それでみんながぞっとしたというところから、もうこれは20年前の話です。

安冨歩

何で日本の裁判所と公務員制度がトイレを使うなと言えないという判断を示したかというと、政府というのは大変なトラブルというか裁判を山ほど抱えてきて、エイズ薬害訴訟とか、一番古いのはハンセン氏病(らい病)の患者たちを、四国の瀬戸内海の島に閉じ込めたと、そのことが差別だといって裁判が行われた。あるいは無理やり不妊手術をさせられたとか、障害者たちの問題とか、あらゆる種類の薬害問題の訴訟を抱えているから、公務員、厚労省ですけど、もうとんでもないんです。

そうすると、ここで女性トイレを使わないほうが正しいと最高裁が言うと、また裁判がたくさん増えるんです。もうささっと許したほうがいいという判断が大人の判断で、保守的な大人たちがそう判断したということなんです。

なぜなら、法律学用語なんですけど、利益衡量(りえきこうりょう、balance of interests)とか比較衡量(ひかくこうりょう、comparative balance)という言葉、衡量の「こう」は「考える(考量)」でもいいんだけど、平衡の衡という難しい漢字を使うんですけど、ある判断を裁判所がした時に、利益を受ける者と損害を受ける者の程度を考慮しなきゃいかんという問題がある。ある判断を正義か悪か、2つきちっと分けられる訳ないから、この判断を示したら被害を受けてきたという人たちが救済される代わりに、それまでの判断を変えなきゃいけない人たちが被害を受けるという、被害の量を計算するのね。量で計算するんです、これは。突き詰めればお金の金額にします。だから利益衡量をするわけね。

この場合は、気持ち悪いという女たちの被害の量は実は大したことないという判断をしたんです。それに対して、頭の中身が女なのに女子トイレに入ったといって嫌われた自分たちの苦しみや苦痛が大きいという主張をするわけね。ここが今回の問題なんです。だから、法律で制限されたことの苦しみが大きいという、利益を衡量するんです。

これは大学の法学部を出た人間じゃないと理解できない。同じ文科系でも、文学部とか経済学部とか政治学科の人たちはこれを理解できないんです。法学部独特の割と厳密な判断なんですね。大きくはjustice、正義判断の一種なんです。何を正しいとするか問題なんですけどね。ここを女たちがちょっと自覚しなきゃいけません。「キャー、気持ち悪い」と言った自分たちの被害を高く評価するなと。ヒステリーを起こすなということです。

この判決はトイレだけど、それが拡大されて、お風呂場とか公衆浴場になったらどうなるかというと、エスカレートしていくんです。恐らく公衆浴場に、銭湯に、そういう男が、biological manが入ってくると思う。それは長い目で見たら規制できないです。そうなります。もし嫌らしい行為を行ったら、すぐ警察が来て捕まえます。そこの規制しかできない。犯罪行為があったときにしか規制できない。そこまでもう行きます。恐らくその裁判は起きているはずです。
ただ、銭湯ぐらいだと経営が小さいですから、小さい経営のところにおける裁判はどっちもお金出せないですから、議論にならない。だから銭湯では裁判にならない。なるとしたら大きな体育館、大きなプールとかでの女子更衣室問題になります。もう確実になる、これは。それは、どうしてもbiological man、生物学的男が女性更衣室に入ってきても、そこまでは許せということになります。

ところが、はっきり厳格に最近したのは女性アスリートたちです。主に陸上選手ですが、水泳選手とかバスケットボールとかもね。あと格闘技系ですかね。オリンピック選手の格闘技や陸上選手の女たちがはっきり拒絶しました。私たちはbiological manとは一緒に競争できないと。あるいは、戦うと本当に殺されるんだと。筋肉の質が違って、全然勝負にならないんだとはっきり言いました。ここはもう線が引かれますね。だから、オリンピックとか世界大会の団体はbiological manを拒絶するでしょうね。そこで線が引かれるはずです。

トランスジェンダーの陸上選手(真ん中)

今ここまで分かれば大体もういいんです。ここから先は、私が話すことは余計なことなんだけど、細かく言うと、裁量権を逸脱しているので違法だという訴え方をしている。裁量権というのは、経産省が困っちゃって人事院に訴えて、人事院の判定で同僚たちに対する配慮を重視すると。そして、biological manの職員が受ける不利益を小さいものだと判断したという判定記事に基づく規則を出していたんですね。法律じゃないですよ、規則ですね。この規則を争ったわけです。だから、規則を決める権限のことを裁量権というんだけど、それが憲法に違反しているといって訴えたbiological manのほうが勝ちです。

しかし、この判断は不特定多数が使用する施設やトイレや公衆浴場には直接影響しないという附属判断をしているらしい。そこは隠していると思う。判決文の一部で、一応細かい説明文には書いてあるんですけどね。表面的には、そこを今は議論しないということになっています。

もうここまでにしましょう。これ以上複雑な話を私がすると、みんな嫌がりますからやめます。

最後につけ足しますが、トランスジェンダーという問題が非常に深刻なんです。トランスというのは越えていくという意味で、ジェンダーを超えるから、男女を超えていくわけですね。同性愛問題の人間たちが死ぬほど山ほど増えて、分かりやすく言えば男が男の肛門に生殖器を突っ込むわけですから、それの異常さというのはあるんだけど、もう人類史の歴史の中でずっとやってきたので、今さら拒否するなという段階に入ってきて、人間の数からいってどんどんふえていけば、もうこれはとめようがないと。

ところが止めなきゃいけない問題があるんですよ。それが実はペドフィリア問題(pedophilia)です。トランスジェンダーという言葉の一部に、極めて高度学問的にトランスヒューマニズム(transhumanism)という言葉があって、人間の拡張と訳すんです。私が訳したの。人間を超えていく。これまでの人間を超えていくんだ。これは慶應大学なんか平気でやっているんですけど、120歳まで生きられる社会にしようとか、冗談抜きでやります。これまでの人間を超えていくと。勝手にやれですけども。

ところがここでペドフィリア問題が出てきたんです。幼児たちに対する性的な犯罪が、いかがわしい行為が死ぬほど起きて、それは女の人に触わっちゃいけないことになっているローマキャソリック(Roman Catholic)の神父さんたちやら、貴族たちやら、大金持ちの男たちが、ただの少女売春じゃなくて、10歳の少年や少女たちをたくさんまとめて性的ないかがわしい行為をしているというのが、この10年、2009年から巻き起こりまして、これがヨーロッパ、アメリカ、白人世界の病気になっている。

それはもう犯罪ですから、たたき潰さなきゃいけないんだけど、それ以外に学問的にトランスヒューマニズムを言ったやつらがいて、それがMIT、マサチューセッツ工科大学のメディアラボという学部なんです。メディアラボラトリーで、実験研究所なんだけど、伊藤穣一(いとうじょういち、1966年-、57歳)という日本人が所長していた。そこに30人、50人いる。もうぞっとするような有名なノーベル賞をもらったような学者たちがずらずらと並んでいたんです。

伊藤穣一

最先端の学問として、トランスヒューマニズムの研究をしていた。どうもその連中がペドフィリアの人が多くて、ペドフィリアアイランドと呼ばれたあの男、殺されたんですけど、恐ろしい男がいて、その相棒の女がギレーヌ・マクスウェル(Ghislaine Maxwell、1961年-、61歳)。それは孫正義(そんまさよし、1957年-、66歳)たちの本当の昔の先生で、インターネットとかを最初に、つくったわけじゃないけど知っていた人たちです。

エプスタインとマックスウェル

みながジェフリー・エプスタインの島に行っていたんですよ。このことの恐ろしさで、アメリカのエリート階級の、学問的にも学者としても一流のやつらが参加していた。だからトランスヒューマニズムという思想は恐ろしい思想でね、もうやめなさいとなった。人間を超えていくという考え方はやめろという保守の側からの反撃が起きて、私もそう思うけどね、それ以上リベラル思想で突き詰めて何でもできるという考え方はやめるべきだ。

精子バンクで自分の精子を100年後に生き延ばさせて、そのときの女たちと性行為じゃない人工授精で自分の子孫が生まれますという、そういう馬鹿な考え方をもうするなと私は言いたい。でもやりたい人はやっていますからね。正面切ってもうトランスヒューマニズムはやめる。だからトランスジェンダーの思想ももうやめにしなきゃいけないんですよ。もう限界を超していきますから、どこまでもね。これは素朴に正常なものを大事にするというだけの議論にします。

(終わり)』